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第63回定期総会を開催
空知農民連合では2月9日、岩見沢市民会館において第63回定期総会を開催した。
総会には、管内20市町組織の代議員76名と、来賓6名、執行役員とあわせて100名が出席した。
令和5年度の運動方針として、「将来に渡り持続可能な農業の発展を図る『真の農政改革』実現に向けて、生産者の意見を十分に聞く現場に寄り添った農政が進められるよう運動を展開していく」ことを決めた。
役員改選では、委員長に柴田明氏が選任され、新たな役員で令和5年度の運動をスタートさせた。
新役員:左から柴田、今野、河合、山口、小野田、上田の各氏
来賓として、北海道農民連盟 大久保明義委員長、神谷裕衆議、空知総合開発期成会 松野哲会長(岩見沢市長)、白川祥二道議、空知総合振興局 白石俊哉局長、空知JA組合長会 柏木孝文会長にそれぞれご挨拶をいただいた。
総会の議長には、
栗山町農民協議会 橋本克己委員長と新十津川町農民協議会 上田幸一委員長の両名が選出され議案審議に入った。
総会スローガンとして、
1.国益を損なう国際貿易交渉対策に総力を結集し、北海道農業を死守しよう
1.全盟友の英知を結集し、「真の農政改革」政策提言を実現させよう
1.農業の有する多面的機能の価値を改めて求め、適正な評価を実現しよう
1.消費者との連携を図り、安心して暮らせる農村社会を確立しよう
の4本を提言し、確認された。
総会議長を務めた上田氏(左)と橋本氏(右)
議案審議では、令和4年度経過報告・会計収支決算、5年度運動方針・会計収支予算が原案通り可決された。
「生産資材高騰対策、米の需給と価格の安定に関する特別決議」を採択
特別決議として、「燃油・肥料・飼料など価格の高騰が続き農業経営を圧迫していることから、農家負担の軽減を図る対策を拡充・強化すること。また、経費高騰に係る農産物の適正な価格が形成されるよう、環境を整備すること」「早急に米政策の抜本的な見直しを行い、国が責任を持って実効性のある需給調整対策を講じること。水活については、生産現場の実情を十分踏まえた上で必要な対応等を早急に図ること」の実現に向け運動を行うことを満場一致で確認した。
三役・監事が決定
任期満了に伴う役員改選では、満場の拍手で承認された。
新役員は次の通り、
委員長 柴田 明(沼田町・新)
副委員長 今野 守(美唄市・再)
河合 保裕(砂川市・新)
書記長 山口 浩幸(南幌町・再)
監 事
小野田一則(岩見沢市・再)
上田 幸一(新十津川町・新)
副委員長3期・委員長3期務めた笹木謙一郎氏と、監事を2期務めた 岩本稔氏が勇退した。
結束を誓うガンバロー
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