本文へスキップ

第61回定期総会を開催


 
空知農民連合では2月4日、岩見沢市民会館において第61回定期総会を開催した。
 総会には、管内20市町組織の代議員69名と、来賓4名、執行役員とあわせて93名が出席した。コロナウィルス感染防止のため、例年より会場を大きくし参加者も減らして開催した。
 令和3年度の運動方針として、「昨年のコロナ禍にて行った活動のノウハウを生かし、継続した農民運動を繰り広げ、盟友の声を中央に届けていく。我々の基本理念である『真の農政改革』実現に向けた活動を展開していく」ことを決めた。
 役員改選では、委員長に笹木謙一郎氏が再任され、新たな役員で令和3年度の運動をスタートさせた。


    新役員:右から笹木、山口、柴田、長谷、八田、岩本の各氏

 
総会の議長には、月形町農民連盟 河原徹委員長と奈井江町農民協議会 後藤臣作委員長の両名が選出され議案審議に入った。
 
総会スローガンとして、
1.国益を損なう国際貿易交渉対策に総力を結集し、北海道農業を死守しよう
1.全盟友の英知を結集し、「真の農政改革」政策提言を実現させよう
1.農業の有する多面的機能の価値を改めて求め、適正な評価を実現しよう
1.消費者との連携を図り、安心して暮らせる農村社会を確立しよう
の4本を提言し、確認された。


総会議長を務めた後藤氏(右)と河原氏(左)

「米価暴落緊急対策と米の需給均衡化を求める特別決議」を採択
 
特別決議として、「稲作農業者が本年こそ安心して経営に取り組めるよう、昨年までの過剰米に対する市場隔離を緊急に講ずるとともに、需給調整を生産現場に委ねている現状の米政策を抜本的に見直し、国が責任をもって次年度以降の需給調整の役割を果たせるよう強力に運動を展開する」
ことを満場一致で確認した。

三役・監事が決定
 任期満了に伴う役員改選では、満場の拍手で承認された。
新役員は次の通り、
 委員長  笹木謙一郎(奈井江町・再)
 副委員長 山口 浩幸(南幌町・再)
      柴田  明(沼田町・新)
 書記長  長谷 浩幸(妹背牛町・再)
 監 事  
八田 和彦(栗山町・再)
      岩本  稔(北竜町・新)

 副委員長を4期務めた斎藤功幸氏と、監事を2期と務めた鈴木博文氏が勇退した。


   勇退する斎藤氏(左)、鈴木氏(右)