TPP合意・農政改悪断固反対全道農民集会」を開催
  
(空知から230名の盟友が参加し、デモ行進を実施)


  道農連では7月3日、札幌市大通公園にて、「北海道農業を潰すTPP合意農政改悪に断固反対する全道農民集会」を開催した。
  集会には、全道から700名(空知230名)の盟友が結集し、「食料主権や家族農業を脅かすTPP合意に断固反対する決議」「北海道農業・農村の崩壊を招く急進的な農業改革に断固反対する決議」を採択した。集会終了後、会場の大通6丁目からすすきの方面に向かい、1時間デモ行進を行い、市民に訴えた。



   

 
 
TPP交渉は7月に首席交渉間会合が行われ、TPP交渉妥結に向けた大詰めの協議が行われ、極めて大きな山場を迎えることが見込まれている。一方、国内における農政改革も、生産現場の実態や声を無視した急進的な改革方向が示されるなど、農業者は先行き不安と官邸主導の農政改革に憤りを感じている。このため、政府等に対して、国民のいのちと健康の礎である「食と農」、そして「地域」を断固として守るとの方針のもと、TPPに関する国会決議の厳守と急進的な農業改革に断固反対するため、全道集会を開催し、政府を始め国民・道民にアピールを行った。