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第58回定期総会を開催


 
空知農民連合では2月8日、岩見沢市において第58回定期総会を開催した。
 総会には、管内20市町組織の代議員95名と、来賓26名、執行役員とあわせて140名が出席し、30年度の運動方針として、「盟友の思いをしっかり訴える主体性を持った要求運動を強化し、生産現場に即した農業政策確立に向けて、組織力を結集し大きな運動のうねりを展開していく」ことを決めた。
 役員改選では、委員長に大久保明義氏以下三役が再任され、30年度の運動をスタートさせた。


新役員:左から大久保、笹木、斎藤、長谷、畑地、長谷川の各氏

 
総会の議長には、深川市農民協議会 荒井優委員長と浦臼町農民協議会 柴田勉委員長の両名が選出され議案審議に入った。
 
総会スローガンとして、
1.国益を損なう国際貿易交渉対策に総力を結集し、北海道農業を死守しよう
1.全盟友の英知を結集し、「農業改革」に生産現場の声を反映させよう
1.農業の有する多面的機能の価値を改めて求め、適正な評価を実現しよう
1.消費者との連携を図り、安心して暮らせる農村社会を確立しよう
の4本を提言し、確認された。

 また議案審議では、出席者から「産地交付金の補正部分の詳細について」「『真の農政改革』の実現に向け具体的な行動について」「農業会館の賃借料について」の意見が出されたが、議案通り了承された。


総会議長を務めた荒井氏(右)と柴田氏(左)

「農業・農村に立脚した『真の農政改革』への政策転換を求める」特別決議を採択
 
「我々組織は、生産現場の実態を無視した農政転換には毅然と立ち向かい、将来ともに安心して営農が継続できる安定した農業政策の確立に向けて、一層の組織運動の強化を図っていかなければならない」とし、
1.「競争と市場原理」一辺倒の産業政策から、地域政策重視の農政改革 へと方針を展開すること。
1.我々の基本理念である岩盤政策となる直接支払制度の創設と、地域と一体となった多面的機能の発揮を内容とした「真の農政改革」の実現を改めて強力に求めていく ことを満場一致で決定した。

三役・監事が決定
 任期満了に伴う役員改選では、満場の拍手で承認された。
新役員は次の通り、
 委員長  大久保明義(栗山町・再)
 副委員長 笹木謙一郎(奈井江町・再)
      斎藤 功幸(雨竜町・再)
 書記長  長谷 浩幸(妹背牛町・再)
 監 事  
畑地  誉(沼田町・再)
      長谷川彰徳(美唄市・新)
 監事を2期と務めた金山伸吾氏と、監事を1期務めた猪本秀幸氏が退任した。
 最後に大久保委員長のもと、団結ガンバロウを行い、前進を誓った。

 勇退する左から金山氏、猪本氏


     ガンバローで前進を誓いました