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第57回定期総会を開催


 
空知農民連合では2月2日、岩見沢市において第57回定期総会を開催した。
 総会には、管内20市町組織の代議員98名と、来賓25名、執行役員とあわせて141名が出席し、29年度の運動方針として、「食料主権、食料安全保障の観点に立ち、自国農業を持続させるため、国の責務が今後さらに重要になることから、強い農業を実践できる北海道にあった施策の実施を実現するよう運動を展開する」ことを決めた。
 役員改選では、委員長に大久保明義氏以下三役が新任され、29年度の運動をスタートさせた。


新役員:左から大久保、笹木、斎藤、長谷、猪本、畑地の各氏
(金山氏は欠席)

 
総会の議長には、砂川市農民協議会 猪本秀幸委員長と峰延農民協議会 池上昭彦委員長の両名が選出され議案審議に入った。
 
総会スローガンとして、
1.TPP・EPA等、国益を損なう自由貿易協定の阻止に総力を結集し、北海道
 農業を死守しよう
1.全盟友の英知を結集し、「農業改革」に生産現場の声を反映させよう
1.農業の有する多面的機能の価値を改めて求め、適正な評価を実現しよう
1.消費者との連携を図り、安心して暮らせる農村社会を確立しよう
の4本を提言し、確認された。

 
総会議長を務めた猪本氏(左)と池上氏(右)

「米の直接支払交付金に代わる新たな政策を構築させる運動を強化する」
特別決議を採択
 
米作農家にとって、販売価格と生産コストの差額補てんは必要不可欠なものであり、実質的にそれを担ってきた「米の直接支払交付金」を、担い手を中心に施策を集中するなど、財源活用を図り今後新たな政策として構築させなければならない。「今後も盟友の力を結集し、生産現場の思いを実現すべく、あらゆる強力な運動を展開していくことを誓う」ことを決議した。

三役・監事が決定
 任期満了に伴う役員改選では、満場の拍手で承認された。
新役員は次の通り、
 委員長  大久保明義(栗山町・新)
 副委員長 笹木謙一郎(奈井江町・新)
      斎藤 功幸(雨竜町・新)
 書記長  長谷 浩幸(妹背牛町・新)
 監 事  金山 伸吾(月形町・再)
      猪本 秀幸(砂川市・新)
      畑地  誉(沼田町・新)
 副委員長を4年・委員長を2年務めた井向一徳氏、書記長を4年務めた 武田貞行氏、監事を3年務めた北島勝美氏が勇退された。
 最後に井向委員長のもと、団結ガンバロウを行い、前進を誓った。

 勇退する左から井向氏、武田氏、北島氏


     ガンバローで前進を誓いました