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委員長・副委員長研修を実施

 
                    農水省との意見交換

 平成28年度の本組織委員長・副委員長研修を、井向委員長を団長に11月7〜10日の日程で各市町農民協議会・連盟など総勢32名の参加を得て実施した。
 今回の研修は、直面する農政課題について農林水産省担当職員との意見交換を行った。その後、四国の愛媛県と香川県を中心に、松山城、金毘羅宮、小豆島オリーブ園、マルキン醤油記念館、栗林公園など回り見聞を広げるとともに、参加者の親睦を深める機会となった。

 農水省との意見交換では、「収入保険」及び「経営所得安定対策」等について、経営局保険課保険数理室と政策統括官経営安定対策室の担当者に、各々に資料を基に説明をいただき、特に収入保険は不明な点も多く確認などを中心に、また、経営所得安定対策では財務省から厳しく指摘されている水田活用交付金などの疑問と質疑を行った。他、米政策などについても幅広く限られた時間の中で有意義な意見交換となった。

【主な見学箇所】

四国(愛媛県、香川県):松山城、今治タオル美術館、大歩危渓谷(川下り)、金比羅宮(参拝)、瀬戸大橋(与島)、小豆島オリーブ園、二十四の瞳映画村、マルキン醤油記念館、寒霞渓、栗林公園。


【うち主な見学概要】

◎松山城=四国屈指の名城で21棟の重要文化財をもつ、松山城は、海抜132mの勝山山頂に本丸、中腹に二之丸、山麓に三之丸(堀の内)を置く連郭式平山城で、敵の侵入を防ぐため、二之丸を取り囲むように山麓から本丸にかけて、全国的にもめずらしい「登り石垣」が配されている。

◎瀬戸内海国立公園小豆島=瀬戸内海国立公園のほぼ中心に位置し、周囲126km・人口約30、000人の詩情豊かな島で、地中海を想わせる温暖な気候と明るく美しい風土を持ちあわせている。

◎マルキン醤油記念館100年以上前に建てられた蔵で、マルキン醤油の資料や昔の醤油づくりの道具を展示されている。100年以上の歴史のある醤油蔵で、国内最大規模を誇る天然醸造蔵では、今でも人為的な温度調節を行わず、昔ながらのつくり方で丁寧に醤油をつくり続けている。

◎特別名勝栗林公園=国の特別名勝に指定されている文化財庭園の中で最大の広さを持つ栗林公園は、緑深い紫雲山を背景に六つの池と十三の築山を巧みに配し、四百年近い歴史を誇る江戸初期の回遊式大名庭園として、すぐれた地割り、石組みを有し、木石の雅趣に富んでいるかけがえのない文化遺産です。