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台風被害対策で道農政部要請

道農政部との意見交換(左から2人目井向委員長)

 本連合では9月8日札幌市で、道農連・全道組織とともに、台風による農業被害に対し、激甚災害の早期指定を国に働きかけるなどの対策強化を道農政部に要請した。
 収穫目前の北海道を襲った相次ぐ台風等の記録的な暴風雨により、道内全域にわたって農作物をはじめ農地やハウスなど施設に甚大な農業被害が発生し、加えて、河川の氾濫等により一層被害が拡大していることから、被災農家の経済的損失のみならず、精神的苦痛も計り知れないものとなっており、1日も早い復旧・復興が何よりも不可欠となっている。そのため、道に対して早急に被害状況の全容を把握し、激甚災害の早期指定を国に働きかけるなど、万全な被害対策を実施するよう強く要請し、あわせて、農業共済補償や経営維持資金対策、農地復旧対策などあらゆる措置を最大限に講じて、本道の安全・安心な農作物の安定供給や、農業・農村を支えている被災農業者の営農と生活を守るために、全力を尽くすよう求めた。