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第62回定期総会を開催


 
空知農民連合では2月3日、岩見沢市民会館において第62回定期総会を開催した。
 総会には、管内20市町組織の代議員60名と、来賓3名、執行役員とあわせて78名が出席した。コロナウィルス感染防止のため、例年より会場を大きくし参加者も大幅に減らしての開催とした。
 令和4年度の運動方針として、「将来に渡り持続可能な農業の発展を図る『真の農政改革』実現に向けて、生産者の声を十分に聞く現場に寄り添った農政が進められるよう国に求めていく」ことを決めた。
 役員改選では、委員長に笹木謙一郎氏が再任され、新たな役員で令和4年度の運動をスタートさせた。


    新役員:右から笹木、柴田、今野、山口、岩本、小野田の各氏

 
来賓として、北海道農民連盟 大久保明義委員長、神谷裕衆議、白川祥二道議に参加いただき、それぞれご挨拶を賜った。

 
総会の議長には、美唄市農民協議会 今野守委員長と妹背牛町農民協議会 藤原重己委員長の両名が選出され議案審議に入った。
 
総会スローガンとして、
1.国益を損なう国際貿易交渉対策に総力を結集し、北海道農業を死守しよう
1.全盟友の英知を結集し、「真の農政改革」政策提言を実現させよう
1.農業の有する多面的機能の価値を改めて求め、適正な評価を実現しよう
1.消費者との連携を図り、安心して暮らせる農村社会を確立しよう
の4本を提言し、確認された。


総会議長を務めた今野氏(右)と藤原氏(左)

 議案審議では、令和3年度経過報告・会計収支決算、4年度運動方針・会計収支予算が原案通り可決された。

「米の需給・価格安定対策と水田活用の直接支払い交付金の見直し対策の特別決議」を採択
 
特別決議として、「コロナによる需要の落ち込みでの過剰米対策として政府買い入れによる市場隔離対策や、生産の目安に従う産地が報われる制度の構築」「水田活用の直接支払交付金について、地域事情を十分考慮し地域の特色を活かした農業が振興できる制度とすること」の実現に向け運動を行うことを満場一致で確認した。

三役・監事が決定
 任期満了に伴う役員改選では、満場の拍手で承認された。
新役員は次の通り、
 委員長  笹木謙一郎(奈井江町・再)
 副委員長 柴田  明(沼田町・再)
      今野  守(美唄市・新)
 書記長  山口 浩幸(南幌町・新)
 監 事  
岩本  稔(北竜町・再)
      小野田一則(岩見沢市・新)

 副委員長2期・書記長5期務めた長谷浩幸氏と、監事を2期務めた八田和彦氏が勇退した。


   勇退する長谷氏(左)、八田氏(右)