本文へスキップ

税務研修会を開催


     森下税理士に講演をいただきました

 空知農民連合では7月2日、「令和3年度税制改正における農業経営強化準備金制度の改正点について」、「インボイス制度導入に向けた準備等について」、盟友の周知徹底を図るため税務研修会を空知農業会館で開催した。講師には、北海道農業青色申告会の研修でも講師を務めている税理士の森下浩氏を招き講演・質疑を行った。
 講演では、準備金制度について「2022年の申告分から、5年を経過した準備金は再度積み直すことや圧縮記帳ができなくなり、課税対象となってしまうため、5年の期限切れを迎える前に準備金を取り崩し新たに積み直すべき。期限切れになってしまったら、即時償却等で所得を減らす」こと等が説明された。インボイス制度は、2023年10月から導入され、今年10月からインボイス発効事業者の登録申請が始まる等、制度の概要や注意点が説明された。
 研修会には各市町組織から代表者26名が参加し、質疑では準備金の扱いについての確認や、インボイス制度への質疑も多く出され、それぞれ丁寧な返答が得られ、有意義な研修会となった。


     
全組織から担当者が参加しました