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道農連第43回定期総会を開催

  北海道農民連盟の第43回定期総会が、2月15・16日の両日、札幌市のサンプラザホテルにおいて開催され、27年度運動経過、28年度の運動方針が原案通り可決された。
 役員改選では、空知地区から石川純雄氏が委員長に再選され、新役員体制の下、運動を開始した。

 
新役員:右から石川、西原、遠藤、山居、井田、有末、平澤の各氏

 
28年度運動方針として、「食料・農業・農村を担う家族農業を基本に、農村社会の存続と環境の保全、農民の社会的・経済的地位の向上を期する」ことを基本理念として、具体的な3大目標として、@食糧主権と多様な農業の共存を目指す新たな貿易・経済連携ルール確立の闘い、A国民の食料、国内の農業・農村を守る「真の農政改革」の実現を目指す闘い、B消費者や労働者などと連携した国民のいのちと暮らし、平和を守る闘いを掲げ、運動を行っていくことを決めた。
 併せて、「TPP断固反対、批准阻止を強く求める特別決議」を採択し、運動方針の採択に向けた総会宣言を採択した。

 任期満了に伴う役員改選では、満場の拍手で承認された。
新役員は次の通り、
 委員長  石川 純雄(空知・再)
 副委員長 西原 正行(十勝・再)
      遠藤  保(北見・新)
 書記長  山居 忠彰(北見・再)
 監 事  井田 和明(天北・再)
      有末 道弘(後志・再)
      平澤  等(道南・再)
の各氏がそれぞれ選出された。