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第56回定期総会を開催


 
空知農民連合では2月4日、岩見沢市において第56回定期総会を開催した。
 総会には、管内21市町組織の代議員102名と、来賓22名、執行役員とあわせて142名が出席し、28年度の運動方針として、「食料主権、食料安全保障の観点に立ち、自国農業を持続させる恒久法の策定が急務であり、強い農業を実践できる北海道にあった施策の実施を実現するよう運動を展開する」こ とを決めた。
 役員改選では、井向一徳委員長以下、三役が再任され、28年度の運動をスタートさせた。


 
新役員:右から井向、長谷、大久保、武田、笹木、北島、金山の各氏

 
総会の議長には、芦別市農民協議会 佐野昌治委員長と雨竜町農民協議会 斎藤功幸委員長の両名が選出され議案審議に入った。
 
総会スローガンとして、
1.国会決議を逸脱するTPP交渉からの即時脱退を求めよう
1.全盟友の英知を結集し、「農業改革」に生産現場の声を反映させよう
1.農業の有する多面的機能の価値を改めて求め、適正な評価を実現しよう
1.消費者との連携を図り、安心して暮らせる農村社会を確立しよう
の4本を提言し、確認された。

 
総会議長を務めた佐野氏(右)と斎藤氏

「TPP断固反対の継続を誓う」特別決議を採択
 
「明らかな国会決議違反であるTPP交渉からの即時脱退を引き続き求め、与野党議員に対し国会において批准しないよう強く働き掛けるなど、『TPP断固反対運動』の継続を図っていく」ことを決めた。

三役・監事が決定
 任期満了に伴う役員改選では、満場の拍手で承認された。
新役員は次の通り、
 委員長  井向 一徳(新十津川町・再)
 副委員長 長谷 浩幸(妹背牛町・再)
      大久保明義(栗山町・再)
 書記長  武田 貞行(岩見沢市・再)
 監 事  北島 勝美(北竜町・再)
      笹木謙一郎(奈井江町・再)
      金山 伸吾(月形町・新)

 監事を3年務めた白倉将繁氏が勇退した。
 最後に井向委員長のもと、団結ガンバロウを行い、前進を誓った。

         勇退する白倉氏