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第64回定期総会を開催


 
空知農民連合では2月8日、岩見沢市民会館において第64回定期総会を開催した。
 総会には、管内20市町組織の代議員82名と、来賓5名、執行役員とあわせて104名が出席した。
 令和6年度の運動方針として、「『真の農政改革」2023年版の実現に向け、基本法見直し対策を重点課題とすることを基本に、生産現場の声を聞き、迅速な対応が図られ、盟友の思いをしっかり訴える農民運動と組織の在り方を検証し、生産現場に即した農業政策に向けて運動を展開する。」ことを決めた。
 役員改選では、委員長に柴田明氏が再任され、新たな役員で令和6年度の運動をスタートさせた。


  新役員:右から柴田、今野、河合、山口、浅川の各氏(上田氏は欠席)

 
来賓として、北海道農民連盟 大久保明義委員長、神谷裕衆議 長内勇人秘書、白川祥二道議、空知総合振興局 鈴木賢一局長、空知JA組合長会 鎌田和久会長にそれぞれご挨拶をいただいた。

 
総会の議長には、雨竜町農民協議会 谷本貴志委員長と南幌町農民協議会 橋英俊委員長の両名が選出され議案審議に入った。
 
総会スローガンとして、
1.基本法の見直しに向け、食料自給率向上を目指し、持続的成長を促す 農業政策を求めよう
1.全盟友の英知を結集し、「真の農政改革」政策提言を実現させよう
1.農業の有する多面的機能の価値を改めて求め、適正な評価を実現しよう
1.消費者の理解醸成を図り、安心して暮らせる農村社会を確立しよう
の4本を提言し、確認された。


総会議長を務めた橋氏(左)と谷本氏(右)

 議案審議では、令和5年度経過報告・会計収支決算、6年度運動方針・会計収支予算が原案通り可決された。

「『真の農政改革』実現に向けた食料安全保障の強化と、再生産可能な所得政策の確立を求める特別決議」を採択
 
特別決議として、「『食料・農業・農村基本法』の見直しにあたって、食料自給率の向上を目指し農業者が将来に渡って安心して営農が継続出来る持続可能な食料・農業・農村政策を確立すること」、「我々の基本理念である岩盤対策となる直接支払制度と、地域と一体となった多面的機能の発揮で、多様な農業を認める内容とした『真の農政改革』の実現を強力に求めていく」ことを満場一致で確認した。

三役・監事が決定
 任期満了に伴う役員改選では、満場の拍手で承認された。
新役員は次の通り、
 委員長  柴田  明(沼田町・再)
 副委員長 今野  守(美唄市・再)
      河合 保裕(砂川市・再)
 書記長  山口 浩幸(南幌町・再)
 監 事  
上田 幸一(新十津川町・再)
      浅川 景徳(由仁町・新)

 監事を2期務めた 小野田一則氏が勇退した。
 最後にガンバローで運動の結束を誓い合った。


       結束を誓うガンバロー